クロップズームについて、3月20日に一度書いているので、今回が2回目。1回目の時、コントロールダイヤルのカーソルボタンに、自動的にFnボタンとして登録されると書いたが、これは、そのそのボタンが空いている場合である。空いていなければ、自分で何処かに登録する必要がある。たぶん、カーソルボタンが一番便利だと思う。
設定する時、画像下限サイズをどうすべきか、悩むかもしれないが、これは一番小さいXSがよいと思う。XSは、バージョン2.3で追加されたサイズで、4:3なら1920×1440（約280万画素）になる。小さ過ぎるように思えるが、SNSへの投稿用なら十分。クロップズームで３倍の焦点距離で撮影できるので、使い勝手がよい。
撮影例を貼り付けると以下のとおり（レンズ：LEICA 100-400mm/F4.0-6.3 II）。
35mm換算焦点距離：800mm
35mm換算焦点距離：2400mm
（3倍）
これだけ大きく撮れると、かなりメリットがある。ただし、2400mmになると、流石に手ブレが起こりやすいので、要注意だ。
XSにしておくメリットは、LEICA 100-400mm/F4.0-6.3 IIなら最大800mmから2400mmの間の倍率を自由に選べることにある。クロップズームは、画素数に拘らなければ、とても便利である。実践でもっと使いたいところだ。
【今日の写真】
今日の写真は、本文のカルガモと同じ池にいたバン。クロップズームは、EXテレコンより使いやすい。
『撮影DATA』
焦点距離：400mm（35mm換算2400mm）クロップズーム3倍
シャッターS：1/640
F値：6.3
ISO：160
露出プログラム：SS優先
シャッターS：1/640
F値：6.3
ISO：160
露出プログラム：SS優先
使用カメラ：LUMIX G9II
使用レンズ：LEICA 100-400mm/F4.0-6.3 II
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