2008年6月10日火曜日

モノクロ2

柵の向う(モノクロ) EOS40D EF-S55-250mm F4-5.6 IS


柵の向う(カラー) EOS40D EF-S55-250mm F4-5.6 IS

子供の頃見たテレビは、始めはモノクロだった。いつの間にかカラーテレビが普及して、放送もカラー化された。カラー化の始めの頃は、中にモノクロ放送が混じっていた。子供だったがカラー放送の中に混じったモノクロ放送を見たときに、妙な腹立たしさがあったように思う。何でモノクロなのかと。

子供の頃の写真も始めはモノクロだった。それが何時からかカラーになっていた。
カラー化の前のモノクロは、機材の未発達によるものだが、今のモノクロは表現としてのものだ。絵画で言えば、墨絵のようなもの。表現の手段である。

モノクロ写真を見て時々そこに深みを感じるのはなぜだろう。
カラー写真の場合、どうしても色合いに目を奪われるが、 モノクロにはそれが少ない。構図、構成がストレートに伝わってくる気がする。

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