メカシャッターによる連写は、まだレフ機の方が優位だ。メカシャッターは、レフ機もミラーレスもファインダーはバタバタするが、レフ機の方がタイムラグがないので、被写体が鮮明に見える。肉眼で見ているそのままが見えるので、撮影がしやすい。
キヤノンやニコンが築いてきたこの一眼レフの構造は、芸術と言ってもよいほど、完成度が高い。ミラーレス陣営が勢力を拡大しつつあるものの、これからも長く残るだろう。
一眼レフ陣営も、ミラーレスの電子シャッターによる高速連写を、このままを見ているわけではないと思う。一眼レフも、ミラーアップすれば、現在でも電子シャッターが使えるので、これを高速化する事は十分考えられる。また、一眼レフ構造の中にEVFを仕込む、ハイブリットファインダーを開発するかも知れない。
アップ写真は、多摩川で撮影したコサギの飛行(飛翔)シーンである。現代のカメラは、一眼レフであれ、ミラーレスであれ、野鳥の飛行シーンを撮りやすくなった。カメラの構え方、被写体の捉え方・追い方さえしっかりしていれば、撮る事ができる。撮れない原因は、たぶんカメラではない。
このブログをご覧の皆様、本年一年ありがとうございました。これで、本年のアップを終わります。明年は、4日から予定しています。どうぞ、よいお年をお迎えください。
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『撮影DATA』
焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/2000
F値:6.3
ISO:2000
露出プログラム:SS優先
使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
「デジカメ浪漫を見る」
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