森山氏のモノクロは、いわゆる黒潰れが多い。カラーは、その昔流行ったサイケデリックと言う言葉を思い出すような、かなり派手な色使いである。全部、意図した現像なのだが、階調や解像をとやかく論じる現代の写真とは、一線を画している。
若い頃は、グラフィックデザインの仕事をされていたようなので、そこから考えると理解しやすい。モノクロであれ、カラーであれ、どの作品も雑誌やCD、レコード等の表紙になりそうである。実に素晴らしい。
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『撮影DATA』
焦点距離:15mm(35mm換算73mm)
シャッターS:1/160
F値:4.2
ISO:80
露出プログラム:ダイナミックモノクローム
使用カメラ:LUMIX DMC LF1
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