光が藤を照らす時
藤色が生まれる
カメラよ レンズよ
ただ 心のままに
輝くこの美を写せ
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【藤色賛歌 1】 |
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【藤色賛歌 2】 |
行く先は 夢の地か
そこに 希望はあるのか
絡んだ穂先を解け
自然の運命のままに
穂を広げ 風になろう
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【風になろう】 |
旅立ちの時
風を読み 待つ
別れの寂しさに耐えて
次の風に乗ろう
さあ、いざ行け!
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【さあ、いざ行け!】 |
まちが冷たい雨に
雨に塗られ沈んでいく
踏まれたブレーキランプが
灰色の視界を赤く染める
雨の車窓は ちょっと悲しい
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【雨の車窓 1】 |
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【雨の車窓 2】 |
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【雨の車窓 3】 |
淡い紫が 風になびく
眼を細め見上げれば
その美に戸惑う
藤色の光は 春の夢か
この時を 誰か写し撮れ
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【藤色の時】 |
その花は赤く発光し
暗い木陰に咲いていた
それは先を照らす明りか
それとも白昼夢か
花明りは 春の神秘
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【花明り】 |
風は何処から来るのか
新緑の間を抜けて
チュウリップを柔らかく包む
空の太陽は キラキラ輝き
黄色の花弁を称え 春を祝う
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【春を祝って】 |
寒と暖の日を繰り返し
今 春はど真ん中
チューリップが花弁を広げ
その花色を自慢すれば
空の太陽が笑う
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【春のど真ん中】 |
春の日射しに 若葉が映れば
いよいよ 合唱団のお出ましだ
一斉に口を開け 森に歌が響く
緑を歌い 風を歌い 空を歌う
今日は一日 ここで彼等の歌を聞こう
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【森の合唱団】 |
久しぶりの青空に
誘い誘われ 車いす
桜花の下を行けば
会話も弾み 心も晴れる
希望の明日へ 車輪よ回れ
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【桜浴の日】 |
春の日射しは柔らかく
桜花を照らし包む
美しさに 指をさせば
淡い花は 青空の前に微笑む
ラ、ラ、ラ春爛漫 今日に酔う
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【ラ、ラ、ラ春爛漫 Ⅱ】 |
青い空 満開の桜の下を
ペダルを踏めば こころも弾む
風は穏やかに 花を散らし
車輪は花弁を巻き上げる
ラ、ラ、ラ春爛漫 この時節に酔う
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【ラ、ラ、ラ春爛漫 1】 |
さくらが さくらが
右も左も上も 埋めつくす
花弁の色合に酔えば
押すシャッターが緩む
さくら道は 無限の道
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【さくら道 1】 |
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【さくら道 2】 |
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【さくら道 3】 |
花は水面に映り
風に揺れるか
春の進行は止まらず
花弁は舞散る
桜花の夢は 今日限りか
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【桜花の夢 1】 |
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【桜花の夢 2】 |
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【桜花の夢 3】 |