桜花は 川に架かり
春のリズムに
河床の菜の花が歌う
見る者は 笑みをこぼし
花々を指差して 歓喜する
「デジカメ浪漫を見る」
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【桜花の時 1】 |
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【桜花の時 2】 |
南風に さくら咲く
一面の 花 花 花
嬉々とした 顔 顔 顔
たとえ この時は短くとも
桜花の下に 夢は続く
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【桜花の下に 1】 |
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【桜花の下に 2】 |
そこは多摩川 立日橋
レールは 青空へ向かい
空中散歩の夢心地
川の流れを下に見る
浪漫レールよ 明日に続け
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【浪漫レール 1】 |
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【浪漫レール 2】
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川で遊び 川に学ぶ
堤防の先に 集う少年たち
釣りか 悪戯の相談か
多摩川の川面に何を見る
明日の希望を見つけたか
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【多摩川の少年たち 1】 |
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【多摩川の少年たち 2】 |
一気に寒気を飛ばす
暖かい南の風が吹いた
凍えていた花芽は 次々に開く
丘の上のコブシの大木が
時を見守り 春を誘う
「デジカメ浪漫を見る」
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【春の誘い 1】 |
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【春の誘い 2】 |
寒風は止み 時が来た
暖かさに目覚め
一斉に花芽は開く
神代の園は花舞台
今 春の序曲 梅花爛漫
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【梅花爛漫 1】
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【梅花爛漫 2】 |
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【梅花爛漫 3】 |
石灯篭は時を睨み
円月橋は志を繋ぐ
石組は意志を表すか
高い為政の思想は
庭となり未来へ続く
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【先憂後楽の庭 4】 |
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【先憂後楽の庭 5】 |
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【先憂後楽の庭 6】 |
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【先憂後楽の庭 7】 |
月日は流れ 木は朽ちても
草に染みるか 石に染みるか
「先憂後楽」の志し
高き思想 高き願い
今もここに 庭として日々を刻む
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【先憂後楽の庭 1】 |
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【先憂後楽の庭 2】 |
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【先憂後楽の庭 3】 |
草はなびくか
風は強いか
ここは多摩川の鉄橋
電車は風を切り走る
夢 電車 明日も走れ
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【夢 電車 1】 |
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【夢 電車 2】 |
水面を起こした風は
土手を行く人の頬を撫で
鳥たちを寒さに震わせる
風は刹那を刻み時となり
記憶の中に景となってゆく
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【池畔の風:多摩川 1】
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【河畔の風:多摩川 2】
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【河畔の風:多摩川 3】
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【河畔の風:多摩川 4】 |
春の始めは梅の花
豊かな香りと色彩で
覚醒のリズムを奏でる
冷気を静かに見送れば
木々の花は先を競う
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【春のリズム 5】 |
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【春のリズム 6】 |
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【春のリズム 7】 |
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【春のリズム 8】
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野の川で水車が回れば
その音は春のリズム
呼応して梅が咲き
早咲きの菜の花が続く
遅れて咲くのはサンシュユか
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【春のリズム 1】 |
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【春のリズム 2】 |
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【春のリズム 3】 |
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【春のリズム 4】 |