赤々と炎の如く 燃える
樹が季と気を感じて燃える
赤々と燃える 枝先に燃える
冷たい空気の中に燃える
赤の深さを そこに見た
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【燃える樹】
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【赤を愛でる人々】
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光がそそぐ時 色彩が生まれ
葉は逆光線の中に映される
流れる冷気に 反応しながら
その時 その都度
新しい色合いを造ってゆく
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【もみじの彩り 3】 |
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【色彩の誕生】
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赤の中に赤を見つけた
不思議な色調に目が留まる
光が動けば 色合も変り
刻々と時のテーブルの上で
季節が深まってゆく
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【もみじの道】
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【もみじの彩り 2】
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ついに来た この季節
もみじが色付きはじめたのだ
冷たい風に吹かれ
光の中に 生み出される
不思議な色合 至高の美
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【もみじの彩り】 |
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【秋想の時】 |
記憶の中にAki が住む
空の青さを欲しがり
イチョウが高く伸びれば
太陽は容赦なく葉を照射して
次々に黄色に変える
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【Aki の記憶 1】 |
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【Aki の記憶 2】 |
Aki が舞い降りた林は
黄金に色づき
疲れた葉っぱは
地上に休息を求める
林床が枯葉で賑やかになってゆく
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【Aki の林 1】 |
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【Aki の林 2】 |
人工の絵具を超える
新しい色彩を持って
Aki が林に舞い降りた
光と光を呼び 重ねて
黄金色に仕上げてゆく
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【黄金色の林】 |
眼前の大樹を見上げれば
秋満開のゆりの木が揺れる
そこは神代の園
季節が秋の絵具を持出して
最後の仕上げを始めたのだ
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【秋を見上げて】 by Eos7D |
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【秋を見上げて 2】 by GX1 |
多摩川を飛ぶ
シラサギが飛ぶ
時に孤独に 時に群れて
川風を自在にコントロールして
白を誇り 白い舞を見せる
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【多摩川を飛ぶ 1】 |
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【多摩川を飛ぶ 2】 |
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【多摩川を飛ぶ 3】 |
自転車で多摩川を行けば
萎びたキバナコスモスが揺れ
堰堤にも秋の匂いが流れていた
小田急線の鉄橋の下から
若者達の歓声が聞こえてきた
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【キバナコスモスと堰堤】 |
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【二ケ領上河原堰堤】 |
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【河原の人々】 |
悠々と流れる多摩川に
青空の時も 曇天の時も
大きなアーチを描く
その橋は 多摩水道橋か
人と物が行き交い 夢を結ぶ
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【多摩川を渡す】 |
秋空の下をゆっくりと
多摩川を渡って電車が走る
それは 小田急線か
屋形船の のぼり旗の先を
ほのぼのと 秋の時間を刻んでゆく
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【ほのぼの電車】 |