2012年3月31日土曜日

雨上がりの梅花

にわか雨に ぬれた梅花

花弁は 鮮やかな 白になり

蕊も 蕊として色を増した

春の雨は 花をつくり

樹の命を 次へつなぐ


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【雨上がりの梅花】

2012年3月29日木曜日

椋鳥の日々

地を這い 土をつつき

椋鳥は 日々を暮らす

決して楽ではないが

本能のように 地を這い

土をつついて 生きる


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【椋鳥の日々】

2012年3月28日水曜日

戯れる二羽

春のひと時 ひとコマ

香る花を 散らせながら

二羽のメジロは戯れる

その追いかけは 鬼ごっこ

蜜を吸うのも忘れ 鬼ごっこ


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【戯れる二羽】

2012年3月27日火曜日

花に酔う

寒風は止み 何処かへ消えて

今季節は 梅が香る春

人も メジロも 花に酔い

心地よい 夢を見る 

明日よ 楽しい日になれ


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【花に酔う 1】
【花に酔う 2】

2012年3月26日月曜日

仲良く

梅花に遊び 遊ぶ

蜜を食い 吸いながら

飛び跳ね遊ぶメジロ

時は有限なれど

何時までも仲良く跳ねろ


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【仲良く】

2012年3月25日日曜日

喜び跳ねて

咲いた咲いた やっと咲いた

オイラの好物がやっと咲いた

旨そうに 花蜜を吸い

喜び跳ねるメジロは 何時までも

春の贈物に食らいついていた


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【喜び跳ねて 1】
【喜び跳ねて 2】

春風に揺られて

やわらかい風の上で みぎ ひだり

常緑の椿の木立に春風が吹き

下垂した枝先の花は 風に遊ぶ


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【春風に揺られて】

2012年3月24日土曜日

レンズを向けて

花は黄金 黄金色

人は笑顔 笑顔は黄金

レンズは一斉に そこに向かう

春の空気を一杯吸って

サンシュユは 黄金色に輝く


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【レンズを向けて】

2012年3月23日金曜日

春光を浴びて

一進一退の季節の進行に

戸惑っていたクリスマスローズも

林床を照らす春光に

今 一面に花開く

神代の園は 春の真っ只中


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【春光を浴びて】

2012年3月22日木曜日

原っぱの春

長く冷たい冬を越え

草むらにコバルトブルーの花が咲いた

それは春の喜び みどりのチカラ

原っぱを行く人は皆

やさしい顔で 鼻歌を歌う


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【原っぱの春】

2012年3月21日水曜日

白い輝き

日射しの中に

清々しく咲く 白梅

透過光は 花の形をつくり

香りは一面に広がる

そこは 白く輝く春だった


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【白い輝き】

2012年3月20日火曜日

神代の梅園

暖かい日差しが

梅園をつつむ

人々は カメラを手に

想い出を切り取る

神代の梅園にも

やっと春が来た


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【神代の梅園 1】

【神代の梅園 2】

魅せられて

木立の中のその花は

春が運んできた桃色

まだ冷たい空気があっても

その花色で彩られた場所には

暖かく 美しい春があった


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【魅せられて】

2012年3月19日月曜日

孤独なヒヨドリ

一羽 群れから離れ

孤独なヒヨドリ

何を考え 何を悩む

冷たい空気が 緩まないのは

お前のせいではないのだ


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【孤独なヒヨドリ】

2012年3月18日日曜日

椋鳥の会議

曇天の下

浮かぬ顔の 椋鳥たち

何やら ワイワイ ガヤガヤ

餌の話か まさか消費税?

会議は 何時までも つづく


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【椋鳥の会議】

花に遊ぶ

紅梅の 甘い香りの中に

メジロは乱舞して

枝を渡り 飛び跳ねる

花びらを食い 花蜜を吸う

春に酔い 花に遊ぶ


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【花に遊ぶ 1】
【花に遊ぶ 2】

2012年3月17日土曜日

情熱の花 2

力強く 寒気を裂いて

今 この季節 この時

一気に想いを乗せ

椿の花は 咲いた

情熱の花色は 春を拓く


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【情熱の花 3】

【情熱の花 4】

2012年3月16日金曜日

情熱の花

常緑の葉の中に

花が咲いた それは椿

ツバキは 木の春

木の花として 春を呼ぶ

情熱の花色で 春を彩る


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【情熱の花 1】
【情熱の花 2】

2012年3月15日木曜日

喜びの庭

木々は静かに高く

黄花は 一面に咲き

空は青く 花を称え

人は笑顔で 称える

福寿草は 春の喜び


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【喜びの庭】

2012年3月14日水曜日

春の目覚め

今 やっと春は目覚め 

寒気を押して 福寿草の庭は

一面に 黄色く咲き誇った

そこは 神代の舞台

そこは 夢の続きを見る処


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【春の目覚め】

2012年3月13日火曜日

サンシュユの咲く処

花に包まれ 彩られ

心弾ませ 未来を描く

時に語らい 時に歩けば

サンシュユの黄花は

幸せな未来を呼ぶ 


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【サンシュユの下で】
【サンシュユの咲く道】

2012年3月12日月曜日

春の喜び

花は春 春は花

青空を背景に 嬉々と咲く

やっと来た この時 この季節 

花と青空は 春の表現

春の喜び


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【春の喜び】

2012年3月11日日曜日

花を愛でる人々

花は力 生きるチカラ

樹は 冬に耐え 冬を越え

今 チカラを示す 花として

人は愛でる そのチカラを

その自然の美しさを


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【花を愛でる人々 1】
【花を愛でる人々 2】

春を待つヒヨドリ

ヒーヨ ヒーヨとユズリハに群れ

貪欲に実を食らう ヒヨドリ

好物の花は まだ咲かず

悲しい鳴き声が 寒風に響く

何時まで吹くのか この風は


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【春を待つヒヨドリ】

2012年3月10日土曜日

小さい春

春が来た 春が来た

小さい春が来た

小枝の花と蕾は

春の希望 春の夢

花咲く風を運んで来い


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【小さい春】

2012年3月9日金曜日

春を呼ぶ白

冷たい風 冷たい空気

遅い季節の進行の中で

やっと咲いた白梅

ちょっと誇らしげに 開いた花は

いつもより白く 春を呼ぶ


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【春を呼ぶ白】

2012年3月8日木曜日

太めのきじ猫

猫は きじ猫 ちょっと太め

散歩もゆっくり歩く

その体は 飼い主の愛情か


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【太めのきじ猫】

2012年3月7日水曜日

眠る黒猫

そこに 眠る黒猫は

野良に生きるものか

かじかむ足を抱え込み

寒さに耐えて 眠るその顔は

妙な愛嬌があった


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【眠る黒猫 1】
【眠る黒猫 2】

2012年3月6日火曜日

春を呼ぶ椋鳥

春本番は 先だというが

ここは春の先がけ

薄日の下に 椋鳥が遊ぶ

寒空は やがて引き

芝草は青さを増していくだろう


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【春を呼ぶ椋鳥 1】
【春を呼ぶ椋鳥 2】

2012年3月5日月曜日

ヒヨドリの詩

寒空に 荒らしく飛び交い

時に 泣き交う ヒヨドリ

今は この枝で羽を休めよ

花蜜香る 春が来れば

一気に主役となり 春を彩れ


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【春を待つヒヨドリ 1】
【春を待つヒヨドリ 2】

2012年3月4日日曜日

春を歌って

紅梅は 時を待ち

誇らしげに 花をつけた

咲き遅れる木々を気遣いながら

情熱の色で咲いた 

寒風に負けず 春を歌っていた


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【春を歌って】

春を探す人々

寡黙に歩く 人々

何を探しているのか

時に 樹上を見上げたり

時に 茂みの中を見つめて

それは 春を探す人々


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【春を探す人々】

2012年3月3日土曜日

春の微笑

厳しい冬の寒風に

凍えた花芽は 今開く

枝の先を競いながら

次々に追いながら 咲く

やっと 微笑の春が来た


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【春の微笑】

2012年3月2日金曜日

春の小枝

それは紅梅か 桃色の花

長い冬を越えて

清々しく咲く 春の小枝

咲く喜びを 枝から枝へ

樹から樹へ 伝え広げてくれ 


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【春の小枝】

2012年3月1日木曜日

曇天の森

樹は高く 冬の空に伸び

曇天は寂しく 侘しいが

いずれ暗い空には 春が届き

樹は歓喜の時を迎え

新緑に輝くだろう


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【曇天の森】